みなさんは「小顔矯正」という言葉を聞いたことがありますか?
最近では接骨院やサロン、美容院などでもよく見かける施術のひとつです。
でも、「小顔矯正って本当に顔を小さくできるの?」と疑問に思ったことはありませんか?
今回は、その仕組みと効果についてわかりやすく解説します。
1. 小顔矯正のよくある謳い文句
お店や施術所によって内容はさまざまですが、よくある謳い文句は:
・顔の骨の位置を正しく整えて小顔にする
・血行を良くしてむくみにくくする
・脳脊髄液の流れを整えてむくみを改善
傾向として、サロンでは「骨を整える」という表現が多く、接骨院では「むくみを改善する」という表現が多い印象です。
2. 顔の骨は簡単には動かない
解剖学的にいうと、顔の骨は 15種類・23個の骨 で構成されています。
これらの骨は「縫合」という方法で繋がっており、ほとんど動きません。
つまり、手で少し押したくらいで骨が動いて顔が小さくなることは ありえません。
もし簡単に動くなら、ボクサーが殴られたら顔は潰れてしまうはずですが、実際にはそんなことは起こりませんよね。
3. では、施術後に顔が小さく見えるのはなぜ?
小顔矯正を受けると、確かに施術後は顔の輪郭がすっきりして見えることがあります。
これは、 むくみが取れただけ です。
顔のむくみは皮膚の下の水分によって起こりますが、軽くマッサージするだけでも水分は移動します。
美顔ローラーなどで顔が小さく見えるのも、同じ原理です。
つまり、小顔矯正でできることは「骨を動かすこと」ではなく、 むくみを減らして顔がすっきり見えるようにすること なのです。
4. サロンと接骨院の違い
面白いことに、同じ「小顔矯正」でもお店のジャンルによって考え方が違います。
・サロン:骨を動かして小顔にすると考えている
・接骨院:骨は動かないので、むくみを取ることを目的としている
これは、接骨院の施術者が解剖学の知識を持っているため、現実的にできることに着目しているからです。
5. まとめ
・小顔矯正で顔の骨を動かすことはできません
・実際にできるのは むくみをとって顔をすっきり見せること
・骨を動かすという謳い文句は、医学的には非現実的
もし「顔がすっきり見えたい」「むくみを改善したい」という目的であれば、接骨院での施術でも十分効果を感じられることがあります。
💡ポイント:小顔矯正の効果は「骨を動かすこと」ではなく「むくみの改善」にある
・顔が小さく見えたらラッキー程度に考えましょう
・実際の施術では血流やリンパの循環を整えることが重要