みなさんは膝に水が溜まると感じたことはありませんか?
これは「膝関節水腫(すいしゅ)」と呼ばれ、関節内に液体が過剰に溜まる状態です。
まずは、膝関節内で何が起こっているのかを見てみましょう。
🔬 関節液の役割とは?
膝関節内には「関節液」と呼ばれる液体が存在します。この液体は、関節の潤滑剤として働き、骨と骨が擦れ合うのを防ぎ、スムーズな動きをサポートしています。また、関節内の栄養供給や老廃物の除去にも関与しています。

⚠️ 関節液が過剰に溜まる原因とメカニズム
関節液が過剰に溜まる主な原因は以下の通りです:
・外的衝撃やケガ:膝への強い衝撃や捻挫などが原因で、炎症が起こり、関節液の分泌が増加します。
・慢性的な使い過ぎ:長時間の立ち仕事や激しい運動などで膝に負担がかかり、炎症が慢性化することがあります。
・関節炎(変形性膝関節症や関節リウマチなど):関節の炎症が進行すると、関節液の分泌が増加し、膝に水が溜まることがあります。
これらの原因により、膝関節内で炎症が起こり、関節液の分泌が増加することで「膝に水が溜まる」状態が発生します。
🩺 膝に水が溜まった場合の一般的な対処法
自宅でできる対処
・安静:膝を休ませ、負担を減らすことで炎症を抑えます。
・冷却:アイスパックなどで膝を冷やすことで、炎症を軽減します。
・圧迫と挙上:膝を圧迫し、心臓より高い位置に挙げることで、腫れを抑える効果があります。
整形外科での治療
整形外科では、症状の程度や原因に応じて次のような治療が行われることがあります:
・関節穿刺(関節液の吸引)
膝に溜まった水を注射器で抜く方法。痛みや腫れの軽減に有効です。
同時に関節液を検査し、感染症やリウマチなどの原因を特定することもあります。

・薬物療法
炎症や痛みを抑えるために、消炎鎮痛薬やヒアルロン酸注射が用いられます。
慢性的な炎症がある場合は、内服薬や関節注射が組み合わされます。
・物理療法
温熱療法や低周波治療などで、膝周囲の血流を改善し、腫れや痛みを軽減します。
・手術療法
変形性膝関節症や関節損傷が重度の場合には、関節鏡視下手術や人工関節置換術などが検討されることもあります。
🏥 ごとう接骨院での対応方法
当院では、整形外科と併用して、または軽度の水腫で整形外科受診前の段階でも、膝に水が溜まる症状に対して以下の治療を行っています:
1. 微弱電流治療
微弱な電流を使用して、細胞の修復を促進したり、炎症を起こす物質の除去をすることで炎症を抑え、関節液の過剰分泌を軽減します。
2. 愛護的な関節の整復
膝関節の動きを改善するために、優しく関節を調整します。
関節内の圧力を均等にし、関節液の適切な分布を促進します。
📝 まとめ
膝に水が溜まる現象は、関節内の炎症や負担が原因で起こります。
・自宅でのケア(安静・冷却・圧迫)
・整形外科での治療(関節穿刺・薬物療法・物理療法)
・当院での対応(微弱電流治療・愛護的整復)
症状に応じて適切な対処を組み合わせることが大切です。
膝の不調でお悩みの方は、ぜひごとう接骨院にご相談ください。お一人おひとりに合った最適な治療をご提案いたします。